プラキャストバーについて             写真:山本貴金属地金樺供
 




800℃で30分係留
 
 プラスチックバー使用
 
ワックススプルー使用 
スプルーイングにプラスチックバーを使用したリングは全体的に黒ずんでいるように見え、埋没材の中に気泡が見られます。リング焼却の際にプラスチックのガスが抜けきらなかったためと思われます。 スプルーイングにワックススプルーを使用したリングはプラスチックバー使用のリングと比べて黒ずみや気泡は見られませんでした。



1・・・プラキャストバー


2・・・ワックス


3・・パターンレジン


4・・・プラスチック
 
 
プラスチック系の材料は700℃まで加熱しただけでは、燃えかす(すす)のような黒いものが残っていました。このことから、プラキャストバー・プラスチックバー・パターンレジンを使いスプルーイングした際は、最終焼却温度で十分に係留して頂くことをお勧めします。
 
また、メタルボンドフレームに関しては、プラスチックの残留ガスをメタルが吸収してしまい(特にパラジウム系)陶材焼成中にガス(気泡)の発生する恐れがあるので、プラキャストバーやプラスチックバーの使用は危険回避のためにも避けたほうが望ましいと思います。


 写真:山本貴金属地金樺供
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